こんにちわ。先日に引き続き、「康介山田の草地更新の話」。
既に草地マニアの方から沢山の更新要請があり、緊急投稿です。
第二回目となる今回より、ゲストに上司である「営農部色々なクセ毛のある男小平」を向かえ、具体的な草地更新の作業工程についてご紹介致します。
小平 ： 山田、草地更新の第一歩は更新する草地の草を、全て枯らす事から始まるのだ。
山田 ： へー、そうなんすか。でも、いい草も枯らすんすか？もったいなくね？
小平 ： ・・・。なかなかいい所に気がついたな。
山田 ： は？「いいところ」とか、ウケるんですけど
小平 ： ・・・。除草剤も色々種類があって、悪い草だけ枯らす薬も確かにあるんだけどね
山田 ： じゃーそれでいいすっね。解決解決。お先に失礼しマース。
小平 ： ・・・。ちょっと待て。なかには、そういう薬では枯らせない雑草もあるのだ。
山田 ： えっ？じゃーどうすんすか？手で抜くんすか？めんどくさくないすか？
小平 ： そう。自分の家の庭ならそれでいいが、草地は広いから、それは無理だ。
山田 ： じゃー、いっそのこと、全部枯らしちゃえばいんじゃね？
小平 ： そう、それが「非選択性」といって、薬がかかった草は全て枯れるのだ。
山田 ： いい草も枯れるなんて、もったいないけど、しゃーないすね。
小平 ： そう、でも心配はいらないよ。ちゃんとあとでいい草が出てくるように種をまくから
山田 ： ところで薬ってどうやってまくんすか？「じょうろ」すか？
小平 ： いや、ちがうよ。じょうろでやってたら、時間がかかってしょうがないね。
山田 ： じゃーなんすか？霧吹きですか？
小平 ： ブームスプレーヤーって機械でまくのさ。一回で約15ｍ幅でまけるよ
山田 ： へー、勉強になりました。ようするに、一度全滅させるって事ですね。でも、いい薬も枯らすなんて、やっぱりもったいないな。
小平 ： 山田よ、それは、後々教えてあげよう、「枯らせる」ことが全てでは無い事を・・・
（次回は「耕起編」、お楽しみに！！）
コンテンツへスキップ
