店長三浦です。
今日の三石は久しぶりの雨!恵の雨! と言いたいところですが、降った直後に乾き始める程度のもの。
本州では台風で大きな被害が出ている中、不謹慎ですが雨を待ちわびている北海道です。
今年の三石は冷夏の反面、雨不足で、米をはじめ農作物に影響が出ないか心配しています。
さて、ちょうど一週間前の7月11日、三石小学校の家庭教育学級事業として開催された「ミニトマト出荷体験」に参加してきました。仕事を抜けて・・・?。
隣のJAしずないはミニトマトの一大産地です。太陽の瞳という名で全国の食卓に届けられています。
収穫体験の場所は新ひだか町静内東別にある神垣さんの農園です。三石小学校には三石に近い静内地区の子供たちも通学しています。神垣さんは三石小学校PTA役員としても頑張っています。
協力してくれた神垣さん。相当な演出家です!
当日は出荷真っ最中で、従業員の方(十数名いるそうです)の邪魔?をしつつ、子供たちは頑張ってミニトマトを収穫しました。一人1パックお持ち帰りOK!ということで、より一層真剣に・・・。
定植に至るまでの各ステージをハウスを巡回して説明してくれました。
ポットに入った定植を待つ苗たち。一家庭1ポットお持ち帰りのサービス。お母さん達が一番喜んでいました。
最後に向かったハウスには・・・・。これが稔っていました!
またもやサプライズ。一家庭1個のお持ち帰りサービスを敢行した神垣さん。お母さん達のテンションは上がりっぱなしです。
収穫のあとは、冷たい麦茶まで用意してくれていました。
演出家の神垣さん、麦茶のあとは倉庫の裏から登場した阿部さんによる「太陽の瞳」の弾き語り。太陽の瞳をみんなで歌いました。初めて聞く歌ですし、照れくさくて歌えないのが普通ですが、2番からは参加者みんなで歌う盛り上がり。もちろん私も歌いましたよ。
せっかくなので、1番の歌詞だけ紹介します。
♪朝日が差し込む食卓の 真ん中に輝いて
お昼のお弁当の隅で そっと輝いて
夜はビールのおつまみに ヒンヤリ輝いて
僕の名前を知っているかい? それは太陽の瞳
あぁ長い旅を越えて 君の元までやってきたよ
北の大地の恵み受け みんなの想い乗せて
太陽の力集めて 真っ赤に色づいた僕ら
そしていつか 誰かの体の中 力になる
太陽の瞳を食べて みんなが笑顔になるように
新ひだか町 心を込めて作った それは 太陽の瞳♪
感動の収穫体験のあとは、30分バスに揺られて・・・・JAしずないの集出荷施設の見学まで用意いてくれました。
JAしずないの職員 丹野さんの施設解説によりミニトマトの出荷の流れを勉強しました。自分たちの収穫したミニトマトも出荷のラインに乗っかるとあって、真剣な眼差しです。ちなみに丹野さんのお嬢さんはJAみついしの職員です。
JAしずないとJAみついしは、隣同士のJAです。静内はミニトマト、三石は切り花と主力作物が違いますが、お互い協力し合って新ひだか町を盛り上げる必要があります。
大人の世界では簡単そうで難しいJA同士の協力体制ですが、子供の力で実現できる!
子供を巻き込んで新ひだか町の農業を盛り上げられれば素晴らしいと思いました。