逆指名☆米田です。
今年から新設されたサラブレッド馬市【HBAセプテンバーセール】が北海道市場で開催されています。
今年は盛況なセリが続いており、昨日行われたセプテンバー初日(1日目)は、販売総額796,176千円、売却率72.06%、平均価格4,473千円となっております。
8月に開催されたサマーセールでは、売却率71.76%、平均価格5,748千円でしたから、平均価格こそ1,300千円ほど落としましたが、売却率はやや上回っておりまずまず好況なセリといえるのではないでしょうか。
2日目(最終日)の本日も引き続き盛況であることを祈っております。
ただ、昨日の結果を分析すると、セリ当日朝から行われる「比較展示」の順番により売却率および平均価格に差が出ているようです。
《比較展示順による売却率&平均価格》
1回目 上場番号1~44 売却率68.18% 平均価格4,025千円
2回目 上場番号45~88 売却率73.81% 平均価格4,459千円
3回目 上場番号89~131 売却率75.61% 平均価格4,365千円
4回目 上場番号132~174 売却率70.73% 平均価格4,897千円
5回目 上場番号175~217 売却率58.97% 平均価格4,292千円
6回目 上場番号218~260 売却率85.00% 平均価格4,739千円
昨日の比較展示スケジュール↓↓↓↓
比較展示が開始されるのは午前8時半。一度の展示は20分間ですから、1回目の展示組は8:30~8:50。
どのセールにも共通することですが、1回目の展示は時間が早いため来場者が少ないです。
特にセールの「初日」はこれが顕著に現れます。
昨日の結果を見ても、1回目の展示組はやはり売却率も低く、平均価格は全体平均より実に1,400千円以上も低い結果となっています。
(昨日は6回目の展示組が、売却率&平均価格ともに高い結果となりました)
今年新設されたこのセプテンバーセール、北海道市場の4つ目の1歳セリとして定着してくれることを切に祈るとともに、上場番号順による「格差」が少しでも少なくなることを個人的に願っています。