『C11207』と『日高本線』 (その2)の1

 
みなさん、こんにちは。
管理部の亀谷です。
タイトルにある『C11207』は、当JAの所在地である北海道・新ひだか町で以前保存されていて、本年(2017年)から東武鉄道さんの鬼怒川線で運行を開始予定の蒸気機関車です。
 
 
前回記事 『C11207』と『日高本線』 (その1) はこちら
 
○ 『C11207』について
早速、『C11207』の写真です。
 
C11207(2)1
 
『もうもう』と煙を吐く様子が、力強さを感じさせます。
 
 
「・・・・・あれ? なんかちょっと違う。」
 
 
『C11207』の特徴である二つ眼のライト(2灯:通称 カニ目)じゃないし。
いや、そもそも『207』じゃなくて『227』だし。
 
調べてみると、この『C11227』は現在、静岡県にある大井川鐵道さんにて現役で営業運転していますが、その前は北海道内で運用されており、昭和44年から5年ほど『日高本線』で運用されていたという事なので、『C11207』と同様ここ日高に縁がある車輌なんですね。
 
最近(本記事投稿日現在)、某自動車会社の軽自動車のTVCMで、蒸気機関車と軽自動車が並走するシーンがありますが、大井川鐵道さんで撮影されています。
 
話が変わって、北海道・新ひだか町のローカルニュースを一つお知らせします。
 
先日、地元新聞の日高地方版にこんな記事が載っていました。
 
「新ひだか町内の企業が高校受験を控える町内の中学3年生全員に、合格祈願の『滑らない砂』の寄贈を始めた。」
 
「砂は、町内でエクリプスホテルを運営するエクリプス日高のグループ会社である大井川鐵道で使用している車輪の滑り止めの砂として使用しているものだ。」
 
当JAの所在地区にある「三石中学校」での贈呈の様子です。
C11207(2)2

(向かって左から校長先生、3年生代表の2名、エクリプス日高の社長さん)
背景の時計が午後1時ちょうどです(one o’clock pm)。

 
 
受験生の皆さんが、『サクラサク』結果となりますように。
 
 
ちょっと戻って、先ほどの新聞記事の内容です。
 
「~グループ会社の大井川鐵道」とあるように、ここ新ひだか町内にある企業が日本国内でも有数の『C11227』を含む蒸気機関車を営業運行する鉄道会社と関係がある事。
 
また、同様に国内で数少ない動態保存状態で本年から運行される東武鉄道さんの
『C11207』が新ひだか町で保存されていた事に、不思議な縁を感じます。
 
東武鉄道さんのサイトを見ると『C11207』機関士養成研修を大井川鐵道さんで実施したりと、そういったつながりも広がっていくんですね。
 
大井川鐵道さんのサイトはこちら。(鐵の字にこだわりが感じられます。)
C11207(2)3大井川鐵道バナー
(『トーマス号』に乗ってみたい・・・。)
 
さて、タイトルにある『C11207』ですが、運行開始が本年(2017年)8月10日に決定。
列車名称が『大樹(たいじゅ)』となりました。
こちらの話題も引き続きお届けしていきます。
詳しくは、東武鉄道さんのサイトにて。
C11207(2)4東武鉄道バナー
長くなってきましたので、タイトルにあるもう一つの話題『日高本線』については、次に投稿しますね。
 
つづく。
次回記事 『C11207』と『日高本線』 (その2)の2 はこちら
 

『C11207』と『日高本線』 (その2)の1」への2件のフィードバック

  1. 日光在住です。
    C11207の記事、ありがとうございます。
    これから、日高と日光の繋がりも深めたいですね。
    『日』の文字も使ってますしね。

    1. ケンケンさま。
      コメント、ありがとうございます。
      『日』つながりでの日光・日高の交流が広がる事を期待します。
      こちら新ひだか町の博物館で東武鉄道さまの『SL復活運転プロジェクト』の展示が企画されているようなので、そういったこともこれからお知らせしていきますね。

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