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ここ三石には、オグリキャップをはじめ数々の記憶に残る名馬が誕生しているんです。第8回目となる今回の競馬女子は、現役時代に10戦10勝うちレコード勝利7回という功績を残しましたが、東京優駿(ダービー)直後に破傷風で急死した伝説の最速馬「トキノミノル」のお話を聞きに、生産牧場である本桐牧場さんを訪ねてみました(*^_^*)
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tokinominoru2 本桐牧場さんは、大正8年に創業して以来トキノミノル、ヤマニンモアー、オーハヤブサなど数々のG1馬を輩出している老舗牧場なんですよ(^o^) このほかキリパワーや、先日亡くなったフジノマッケンオーなど三石を代表する名馬をたくさん生産されているんです! また、生産だけでなくコンサイナーとしても、幅広く事業を行っているんです(*^_^*)
右の写真は、牧場内にある大種牡馬チャイナロック号の銅像です。皆さんご存じ!タケシバオーと、ハイセイコーのお父さんです(^o^) チャイナロック号は本桐牧場さんで繋養されていたんですね(*^_^*) tokinominoru10
tokinominoru1 トキノミノル号の輝かしい戦績は、ネットやテレビなどで数多く紹介されています。トキノミノルは1948年に誕生し、その当時は本桐牧場には7頭の繁殖牝馬がいましたがトキノミノルが生まれた年に誕生した産駒は1頭だけだったそうです。もともと右前肢に不安を抱えていて、現役中も強い調教はできない状況が続いていたそうです。それでも10戦負けなし!そのうちレコード勝利が7回という成績は凄い!(^o^)
現在同牧場で代表を務められている長井恵社長にデビュー前のお話を伺ってきました。当時場長を務められていた故 中村一三さんはトキノミノルの幼少時代を振り返り「なすびに割り箸を差したような馬」と表現されたそうです。幼少期はそれほど目立った馬体ではなかったそうです(*^_^*) tokinominoru6
tokinominoru5 それでも、1950年のデビュー戦(2番人気)勝利から連勝街道を突き進み破傷風で亡くなるまでに10連勝(うちレコード勝ち7勝)という輝かしい成績を収めました。本桐牧場さんの事務所には、3枚のトキノミノル号の現役当時の写真が飾られていました。当時の同馬の調教師 田中和一郎氏の長男 田中和夫氏から頂いた写真だそうです。
クラシック3冠間違いなしと誰もが思っていた矢先に突然破傷風にかかりこれからという時に惜しくもこの世を去ってしまいました。当時の新聞では社会面トップで扱われるほどトキノミノルの死は話題になったそうです。現在JRAで毎年2月に皐月賞と東京優駿(日本ダービー)の3歳クラシックの前哨戦として開催される共同通信杯(G3)には、皐月賞とダービーを制した2冠馬トキノミノル号を称えて「トキノミノル記念」という副称が付けられているんですね(*^_^*)現在本桐牧場にはトキノミノルの血を引いた馬はいないそうですが、今も脈々とトキノミノルの伝説は引き継がれています。お忙しい中取材に協力して戴いた本桐牧場さん、本当にありがとうございました。(右の写真は本桐牧場スタッフの荒川さんとの一枚)
本桐牧場さんのホームページはこちらから
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トキノミノルの全成績

年月日 場所 レース名 頭数 人気 着順 距離(状態) タイム 着差 騎手 斤量
1950 7月23日 函館 新馬 3 2 1着 芝800m(良) 48.1(レコード) 8身 岩下密政 51.5
8月23日 札幌 オープン 5 1 1着 ダ1000m(良) 01:02.0 2 1/2身 岩下密政 51.5
9月3日 札幌 札幌ステークス 11 2 1着 ダ1200m(良) 1:13.1(レコード) 大差 岩下密政 51
10月1日 中山 オープン 6 1 1着 芝1000m(良) 1:01.2(レコード) 6身 岩下密政 52
10月15日 中山 優勝 4 1 1着 芝1100m(良) 1.05.4(レコード) 4身 岩下密政 52
12月10日 中山 朝日盃三歳ステークス 10 1 1着 芝1100m(稍) 01:06.3 4身 岩下密政 52
1951 4月1日 中山 選抜ハンデキャップ 6 1 1着 芝1800m(良) 1:51.2(レコード) 3身 岩下密政 59
4月28日 東京 オープン 4 1 1着 芝1800m(良) 01:52.0 2身 岩下密政 55
5月13日 中山 皐月賞 8 1 1着 芝2000m(良) 2:03.0(レコード) 2身 岩下密政 57
6月3日 東京 東京優駿 26 1 1着 芝2400m(良) 2:31.1(レコード) 1 1/4身 岩下密政 57

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今月のイケメンくん、かわいこちゃん!

みついしサラブレッドのイケメンくん、かわいこちゃんをご紹介するこのコーナー!私たち競馬女子が牧場で出逢った、とっても素敵なお馬さんを紹介しちゃいます♪

今回ご紹介するのは、天皇賞馬プレクラスニーやタイセイアトムの生産牧場で知られる嶋田牧場さんで産まれたイケメンくん、レディアモーレの2013くん☆(父:エンパイアメーカー 母:レディアモーレ 牡 鹿毛)そうです!今年の3月14日に産まれたばかりの「当歳」のイケメンくんなんです(*^_^*)お母さんのレディアモーレ号に似た、とっても優しい性格なんですって!他の当歳馬たちとは違い大人しくて、たくさん写真を撮らせてくれましたよ❤顔も仕草も可愛くてこの仔を見てるだけで、とっても癒されちゃいました(*^_^*)

続いては、同じく嶋田牧場さんにいるかわいこちゃん、オーサンコンドルの2012ちゃん❤(父:シンボリクリスエス 母:オーサンコンドル 牝 黒鹿毛)JRA現役馬のセラヴィ号(父:マンハッタンカフェ 牝 5歳)と、ソロデビュー号(父:シンボリクリスエス 牝 4歳)をお姉さんに持つ期待のかわいこちゃん☆見た目は美人さんですが、男勝りの性格で、一緒に放牧されている牡馬たちにも負けないぐらい元気で、気が強い性格なんですって(^_^;)お姉さんたちのような活躍が期待される、かわいこちゃんでした(*^_^*)

来月もまた、みついしで生まれた素敵なイケメンくん、かわいこちゃんを紹介しちゃいます。お楽しみに〜 ^^

みついしの名馬に逢いに行こう

ここ三石にはたくさんの名馬が誕生し、引退した名馬たちがたっくさんいます。そんな名馬はいったい今、何をしているのか?競馬女子探偵団の私たちが全国の競馬女子会員たち(まだ会員とか、そういうのは無いですけど・・)に、最新情報をお伝えします!

イセノトウショウ
イセイノトウショウ

コスモバルクほど負けたレースが印象に残る馬は存在しません。特にジャパンCは伝説の2着ではないでしょうか。三石の人間はもちろんですが、全国の競馬ファンがこの馬のひたむきな走りに魅了されたことでしょう。

イセノトウショウ2013

今回は、三石の星 コスモバルクのお母さんであるイセノトウショウを取材してみました。牧場さんはコスモバルクの生産者である加野牧場さんです。20歳になったイセノトウショウは今年の出産を終えたあと体調を崩したため、繁殖馬としての役目を終えて今後は加野牧場さんでゆっくりと過ごすことになるそうです。今年の当歳はプリサイスエンドの牡馬で、乳馬(うば)という代わりのお母さんに育てられています。

イセノトウショウの2013

最後の産駒がお兄さんに近づくよう、皆さんで応援していきたいですね。

ダチョウ

追記:加野牧場さんでは、なんとダチョウを2頭(2羽?)飼っているのですよ。寒い冬でも外で放牧?されています。機会があれば冬のダチョウの様子を皆さんにお伝えしていきたいと思います。



「競馬女子」は今後、下記のコンテンツを配信予定です(>_<)

「競馬女子、軽種馬の一生を追いかけてみた!」、「競馬女子、馬券を買ってみた!」、「競馬女子、馬のお産に立ち会ってみた!」、「競馬女子、三石産重賞馬のその後に迫ってみた!」

今後の展開にますます目が離せない「競馬女子」!JAみついしにも是非、遊びに来て下さいね!では、また近々?