産地づくりの取り組み

ブランド名「みついし花だより」の確立を目指して、次のような取り組みを実施しています。

1.広域出荷体制
近隣の浦河町を含めた広域の出荷体制をとっています。新ひだか町は、他町の生産者に対しても同様に苗の供給、技術支援などを実施して品質の平準化と安定出荷に努めています。
2.品質向上対策
みついし花き振興会では、切り花のタイミングを学ぶ研修会と道内外の市場関係者を招いて実施する品評会を開催しています。また、生産物は集出荷施設に集められ、農協職員と町職員による厳しい検査に合格したものだけを出荷しています。
3.花き出荷管理システムの導入
平成14年からインターネットを活用した花き出荷管理システムを導入したことで、市場開催日までに出荷を把握でき、市場へ出荷情報を発信して安定販売が可能となりました。

関係機関の支援体制

平成元年に整備された新ひだか町農業実験センターでは、花き類の育苗管理作業を受託しており、生産者の労働力軽減と生産コストの低減及び産地の拡大に大きく貢献しています。また、品種試験や新規就農者への技術指導等を実施して産地の形成に努めています。 みついし農協、農業実験センター、農業改良普及センターによる技術指導として、現地指導や遮光対策、電照対策、病害虫対策などのファックス情報を提供しています。また、平成18年から北海道立中央農業試験場や道立花・野菜技術センターと連携して、土壌消毒技術に対する技術指導を実施しています。

花卉販売実績総括表

構成比