花き生産の取組は、水稲の補完作物として平成元年に6戸の組合員が花きの「ストック」栽培を始めたのが始まりです。
同年、歌笛小学校旧校舎跡に町の農業実験センターが開設し花き栽培の技術指導がなされました。平成5年には同実験センターに共同育苗施設が設置され、種苗施設としての役割を担うこととなりました。平成7年、夏期の冷涼な気候である三石地域の特性を生かした新たな品目「デルフィニウム」を中心とする栽培の取組を始めました。
さらに、生産組織の中に、品種や作型、規格の統一を図る「出荷委員会」の専門部会を立ち上げるとともに、販売体制にも早くから共選・共販の取組を開始しました。 また、生産販売の取組みを町外にも推進を行い、近隣農協を含めた栽培と広域出荷に努めました。